(7月20日迄の経過)

 1) 発電器の組み立てが終了した。(電機子の大きさ70mm程度)写真参照

 2) 結 果(実験して分かった事実)

    1.振動は、専門業者(ベルテック)に調整してもらったり、モーターにベアリング付きを使用した事
      と、フレームに5mm厚の絶縁板を使用した事で、押さえる事が出来た。

    2.磁石を使わない時の発生電圧を測定して見た所、2種類の電圧が出ていた。
             (電圧値は、測定しなかったがかなり小さい値だった)

       @ AMPからの電圧(周波数が高いギザギザ電圧:波形1参照)
        出力の所にコンデンサー(10マイクロ)を付けて、排除した。

      (波形1)
  
       A 正弦はに近い小さな電圧は、モーターからの誘起電圧と思われる(波形2の一番上参照)

    (波形2)

       B 肝心な起電力は、地磁気が小さい為か、ほとんど発生してないようだ。

    3.磁石を1〜2個、電機子の下に置いた時

       @ 小さいが、パルス的な電圧がプラス、マイナス側に発生した。(波形2の中央参照)

       A 回転数がかなり落ち、電流が2〜3割増加した。

  3) 結果より(仮定・考察)

    1.サールの言葉を信じれば、もっと回転を高くすれば良い。

       @ 現在は15,000回転位(磁石無し)廻っているようなので
モーターの巻き数を減らして
     更に高くする。


       A 周囲に置く磁石の数を増やして(2個→3個)発生電圧を高めて行く。

       B 発生した電圧(+−のパルス電圧)をダイオードで整流(ブリッジ)、平滑して直流電圧を
         作る。これは、(かなり効果があると思う:波形3一番下参照)

       C 磁石の数を多くして、回転を上げると、起電力は大きくなるが、モーター電流が相当増加す
         る事が予想される。

       ※ これは、電機子(円盤)に出来る渦電流によるもので、これを最小限にするためには、電機子
          に特殊な形にすれば良い(図1、2参照)。

       ※ これを4個周囲に付けると、ナチスのカギ十字になる。

       (図1)

        (図2)

   4)次の第1歩
      電機子の形を専門業者(ベルテック)に加工してもらってから、再度実験をしようと思います。
      発注済み(日付け?)

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