(8月 9日:現在)
1)前回までの経過
@ 磁石の数を多くして、電機子の回転を上げると、起電力は大きくなるが、モーター電流が相当増加する事が予想される。
A これは、電機子(円盤)に出来る渦電流によるもので、これを最小限にするためには、電機子に特殊な形にすれば良い(図1、2参照)。
(図1)
(図2)
2)結果
電機子の形を専門業者(ベルテック)に加工してもらったので、再度実験をした。
@ 電流は、きたいに反し多く流れ、回転数もほとんど変化が無かった。
A 一番肝心な電圧の波形は、全然違った波形になった。
3)実験は、見事失敗したが、これから分かったことは、
@ 電機子としては、前の形で良い(電圧は小さいが正常な波形が出ていた)
A モーターの回転数には、限界がある。
(巻き数を少なくしてもダメ:機械的に無理があるようだ、1.5万回転ぐらい)
B サール等の発電機を観察すると、大きさがかなり大きいし、清家氏の
記事によると、約時速320kmで円周速度が相当早い。
C 自分の場合は、時速150km程度で遅い
D しかし電子が円周方向に受ける力は
F=QVB(N)
(Q;電子の持つ電気量 V;円周を電子が動く円周速度 B;磁石の強さ)
なので、磁石の配置の変更、強さを変更をしようと思います。
D 9月に、電機子を再度作ってもらおうと思います。
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